ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜感想文(という名の俳優・西畑大吾を初めて浴びたよ記念文)

こんばんは、ひゆきです。

この度愛たくさんの先立西畑担のみなさんに背中を押されてラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜を拝見しました。

余りにも手の震えがすごすぎるので突貫工事甚だしいですがはてブロに感情を零したいと思います(日曜23:30だけどどうしようもないんだもん)。

超勢い任せ&超西畑担目線ですのでその辺りのバイアスの認識、よろしくお願いします!

 

西畑大吾さん、演技が上手〜〜〜〜〜〜〜〜すぎでしょ………!!!!!!!

「目は口ほどにものを言う」とはよく言ったものでいや、本当西畑大吾さんの演技って正にこの言葉。画面に出て瞬間で怖……………って思いましたよ、毎度のことですけど。

声やお肌など時の流れを感じさせるものはたくさんありつつ、私が狂いに狂わされている“西畑大吾さんの意思を持った目線運び”はこの時から健在で、今も変わらぬ、いやますますパワーアップされていますが、なんと言いますか「えっこの時からこの目、えっ……」みたいな……めちゃくちゃ失礼ですけど2017年の作品かあ!と思っていたので若干意識外のところで舐めてかかっていた部分があったんでしょうね。びっくりしちゃった……

前半は出ている時間に比べてセリフ量少ないという印象だったんですけど鎌田くんの言葉がなくても全部わかる。思ってること、その時心の底から真に感じたことが滲んでいる。すごすぎる。しかもその鎌田くんの感情全てわかる、って手に取るようにというより呼吸するように自然にコミュニケーションをとるように明らかにわかるという感じでエッ……ナチュラルに演技が、上手………………… 表情を変えずとも目の奥の色で山形さんや楊さんの話を聞いていたり料理が美味しくて感動していたり誰かが放った言葉をどう響いたのかがわかって(いつもバラエティやアイドルしているときに見てるそれや……)になったコンマ数秒後「いや!!!それを“役”になってもやれてしまうのかよ、西畑大吾!!!!!!!」になりました………怖……上手く伝わるかどうかわからないけれど役を演じるとなったときにその目での意思伝達というか意思発露ができてしまう西畑大吾さんが仲間内や“西畑大吾”として出た時の目のアレって逆になんなんでしょうか……

西畑大吾さんの目の動き及び目での意志発露、演技について話し出すと全然終われる気配がしなくなってしまうので(既に1000字来そう)また適宜ツイート等で垂れ流していくとして今回はとりあえずこの話はここまで。いや、西畑大吾さんの目は本当にこわいを改めてめちゃくちゃ感じましたね……。

 

話の内容もすごい良かったです……前情報は二宮さんと西畑さんの共演作、くらいしかないまま再生したのですが満洲国時代の話ということで。西畑大吾さんこんな心情の作り難しい時代の話のなかなかキーマン的役どころに抜擢されたの?!?!?!?!と最高に爆沸きしましたね……まずそこに……。いや本当これTwitterサークルじゃなくてブログだから多方から刺される可能性デカくてそれでも夜中に書いてるから言っちゃうんだけど、この役、本当に「ジャニーズJr.だから」のところで選んだんだとしたらあまりにその考えがナンセンス!な配置で電車乗っているシーンからエッ……これは確実に「西畑大吾」だからの「西畑大吾」が役者として見込まれての抜擢ですよね?!?!と本当それまでの功績と見つけ選んだスタッフさんに感謝申し上げずに居られなくなりました。南無。

造形の作画と声音、演技におけるセリフの必要量、時代設定と役を読み込んで自分の演技・表現に落とし込む能力……天性のものから努力や経験が糧となって実になるものまで、鎌田正太郎役に求められたその全てを西畑大吾さんは有していてそれだからきっと起用されたのでしょう……その辺りの事情何も知らないので製作陣インタビューや記事を探そうと思います。また教えてくださると大変助かり嬉しいです!(ドサクサ他力本願)

登場シーンに光の速さで感情が溢れ出ていて吐きそうになったのがよくわかるブログになっちゃった……いやでもそうでしょ。みなさんもまずこの部分で滝感情になられましたよね?(履修済同担に向けて語りかけています)とりあえずキャスティングに西畑大吾さんが選ばれたことへの滝感情もおいおいまた思い出して吐きそうになってツイートすると思うのでこの辺りで。

 

うん、あの設定で満人が助手に……と出てきた時からいや〜な胸のざわつきがしていたのですがやっぱりそういうことだよね……と世界史に対してのどうしようもない煮えたぎりも感じつつ楊さん……!鎌田くん……!と震えたわけですよ……。楊さんの山形一行に対する最初の言葉を出した心情から彼らと共にレシピを作る中で培われた国境や民族を超えて生まれた心情の移り変わりを見たから歴史を知っていてもあまりに残酷だったし、なんと人間は愚か……の気持ちになりましたね……。で、鎌田くんよ。いや何歳か知らんけどその将来ある人間に洗脳かけて本当に・・・のまたの気持ちになっていたわよ……。もう常体も敬体も文語も口語もぐちゃってきた……スミマセン……!話戻すとその実は監視役だと知らされてからの鎌田くんやっべ〜〜〜…………お上への恐怖と山形さんへの償いきれぬ申し訳なさだけじゃなくてお上の言うことに逆らえない自分への情けなさをも内包した佇まいになるの、めちゃくちゃ胸が締め付けられたしいやそれ演じられてしまう西畑大吾さんよ………ってもう震える心と体と相反してかえって顔はニヤけともとれる顔になっちゃいました。山形さんが撃たれるところとかもう感情が溢れに溢れて、ただただ圧倒されてめちゃくちゃ不謹慎だけどひとつ「ハハ……」と乾いた笑みを漏らしちゃったよね……いや、本当にさ、本職アイドルの人なんですよね(今自分で本職アイドルって打って身震いした)。人は圧倒的演技や技術を浴びるとほんとうになす術なくなるということがよく分かりましたね、感情の制御すらも。貴重な感覚を得ることができた幸せがすごいです。ありがとうございました……。 とひとまず内容への感想です(なりきってないけど)。

 

ここからはより独り言感想色が強くなります。

劇中で「周りの人さえ幸せにできない人がたくさんの人を幸せにできるなんてことない」というニュアンスのセリフが出てくるじゃないですか。私は通して見た時にこの部分は数あるこの映画のテーマのうちの一つだと思いました。そのことを感じた時に「えっ……何……そんな“西畑大吾さん”みたいなテーマの映画……?」って思ったんですね。この映画の制作から今までの彼よりもこの映画以前の彼のことの方が知らないことが多いので憶測まみれで話しますが、今(2022.10)の西畑大吾さんってすごくこの「たくさんの人を幸せにするにはまず周りの人を幸せにする」というところが根底にあると私は感じていまして、その部分って彼がもともと有していたものかもしれないけれどこの映画を演じて、この映画の中に生きる人物として生を受ける経験をしたことでより育まれたのではないのだろうか、と邪推キモォタは感じました。TLを斜め読みしていて長く関係のあった人から「ラストレシピを超えてまた一つ変わった」的なお言葉も頂いていたようですしやはり西畑さんは俳優経験を通じてその経験で己を磨き上げる技術に長けているのだな……と感じてまた一つ「西畑大吾さんの人間としてとても好きで尊敬するポイント」を見つけられて嬉しくなりました。

また西畑さんから感じる映画テーマとしましてはこの「たくさんを幸せにするにはまず身の回りを」を筆頭に「任された仕事を自分にしかできない仕事にし、成し遂げる為の努力に性根注ぐ」「今よりより良いものを」「好きなものを純粋に好きでいる気持ち」あたりがあると感じました。

 

全然まとまってませんが締めに入ります。

まず何気ないものであったかもしれませんがラストレシピ見て!と呟いて私に(あっそういえばラストレシピ見てなかったなぁ)と思い出させてくださり(そして(強制)や(圧)までかけてくださって♡)ありがとうございました!お陰様で西畑大吾さんへの信仰心(もうこれに関しては何も言わないで)を深めることができた上素敵な映画に出逢えました。また、感想だ〜!と読まれた方、マジで長くて申し訳ないです。

この映画を見て西畑大吾さんの演技力の高さに打ち震えると同時にこれからの演技仕事への期待に胸が踊り踊りました!今までよりこれからが長い人、最高だな〜〜〜〜〜!

ではこの先も西畑大吾さんの最高演技に打ちひしがれることを期待して、ここらで締めさせていただきます。いつにも増して乱雑な文章にも関わらずここまで読んでくださってありがとうございました!

 

それではまたの機会に。コメント等何かありましたらひゆき(Twitter:@W_t_ILOVEYOU)まで。